2013年7月24日水曜日

オーナープレゼンテーション!


10月中旬

佐久間ビルのオーナーさんを迎え、これまで考えてきたプランのプレゼンテーション。

私達が考えたプランにオーナーさんもイメージを膨らませて、
「A案はここがいいよね~」
「B案のこれ、気になるなぁ~」
などなど、嬉しいコメントをたくさん頂きました。

また、貸主として「ここを~して欲しい」といった要望を聞きながら、
初めてのプレゼンテーションは進んでいきました。

提案したプランのイメージパース



提案する生活のシーン

そして、オーナーさんによって選ばれ、決定したプランは「ワンルームプラン」 !

この部屋は
・デッドスペースをつくっている既存収納を撤去し、新たな収納を設置
・キッチンとリビングを分けていた間仕切りをなくして、広々ワンルーム空間に
といった特徴のある部屋になる計画です。

ここからは、プレゼンの際に頂いた意見をもとに実施図面の作成と、
実際に使う素材選びに取り掛かります。

素材選びでは、
「床材ひとつにしても木の種類も厚さも幅も色も、たくさんあるんだなぁ」
とびっくりすることもしばしば。
使いたい材料をひとつひとつ話し合いながら、
自分たちが思い描く形へと決めていきました。



次回は、工務店の方と現場で打ち合わせです!!




2013年7月17日水曜日

それでは室内へ



さて、それでは室内へ。

アーチの外壁が切り取ったやさしい光が玄関まで届いているので、室内は明るい印象。
反対側にも窓があるので、夏場開放したら山側から風が部屋を通り抜けます。

玄関から見たダイニングとリビング


見学しながら、「部屋にはしっかりとしたキッチンや大きな収納があって、女性には嬉しいね~」なんて話していました。

ですが、この建物を管理する千歳不動産の担当の方から話を聞くと、冬の寒さが厳しい山形では室内と室外の温度差から結露が起こってしまうという問題や、実はデッドスペースができやすいプランであるということが分かりました。

そんな現場の感想と室内の実測データを持ち帰り、図面を作って意見交換をしながら各々プランを考えてみました。

次の週、ミーティングで各プランのプレゼンテーションをしたところ、大まかな構成や部屋のイメージが3パターンくらいにわけることができました。

プレゼンテーションのために作った企画書

ワンルーム化させる案や最高のための窓設置案、共同の作業スペースとして使用する案など様々な切り口で提案されました。


次の作業は、2,3人のチームを組み、1人では気づけなかった点などを話し合って、3パターンに分けられたプランをそれぞれ詰めていきます。


次回はドキドキのオーナーさんへのプレゼンテーションです!




(文・写真=平 麻里恵)

2013年7月10日水曜日

佐久間ビルリノベーションプロジェクト始動



去年3月に実施したバリューアップ原状回復プロジェクトvol.2のリノベーションに続き、今回もアパート一室をリノベーションすることになりました。

これまでバリューアップ原状回復プロジェクトをvol.1vol.2を行ったからか、山形R不動産恒例のプロジェクトとして定着してきたようです。

9月初め
「実は、今年もリノベーションができる物件が出てきました。」
ということでプロジェクトが始まりました。

そんなリノベーションプロジェクトは、まず現場の見学から始まります。

今回対象となる物件は、国道13号線を松山交差点で降りて、県庁の方に行くと右手に見える直方体で白い壁にアーチの窓がたくさんついたアパート「佐久間ビル」です。




大きな地図で見る

アーチ2つで1部屋分。1階はテナントと倉庫で、2,3階がアパートになっています。

後ろに見える緑は、千歳山の緑です。
朝、玄関を出たら千歳山とご対面。
「よし、今日も頑張るぞ!」と、気分を入れ替えてくれそうです。

私は山形市出身なので、小さい頃からこの道を通っては、このアパートを見ていました。
そんなアパートを自分たちでリノベーションすることになるなんて・・・
なんだか、とてもわくわくします。

中はどの様になっているのでしょうか?
次回は現場レポートです。